紀子さまのお子さまへの過干渉~5室の木星と月と火星

古代インド占星術

さて、紀子さまの出生図(出生時間はインド時間に修正)です。

紀子さまのラグナは魚座。元々マイペースな方で、複雑な人間関係は苦手であり、人付き合いは面倒だと心の奥底で思っておられると読めます。

しかし、紀子さまの出生図には、そう簡単にはマイペースな人生を送らせてもらえないであろう、いくつかのハードルが置かれています。

まず一つ目は、ラグナにある土星です。土星は、現実的な惑星。いつも何かを考えずにはいられない心配性な惑星であり、また「頑固」な惑星です。彼女は、「マイペース」でいたいけれども、「心配性」であり、かつ「頑固」という気質を持ってこの世に生まれてこられた、と読めます。

ラグナに土星があると、結構、人生の大切な部分に重しが乗っているような状態になります。なぜなら、土星がラグナからアスペクトする3つの部屋が、他者から「見える」部分(社会的な部分)であり、その分野に試練を与えるからです。土星がアスペクトする3室は、人間関係全般やコミュニケーション能力、7室は配偶者、10室は仕事の方向性、社会での評価を意味し、そこに試練がもたらされます。

具体的に見ていくと、紀子さまの場合、土星の3室へのアスペクトは、皇室外交全般、宮内庁職員との人間関係、記者会見でのコミュニケーション能力に影響を及ぼし、土星特有の頑固さ、堅さが表面化されることになります。また、土星の7室へのアスペクトは、自分自身の安心安定のために、相手に従わざるを得ないエネルギーを与えるため、文仁さまに逆らうことはなかなかできないでしょう。そして、土星の10室へのアスペクトは、その部屋に「破壊」のエネルギーをもたらします。公務の方向性、皇嗣妃としての社会での評価に、試練が伴うと読み取れます。

二つ目は、紀子さまを表す木星が在室する5室の状態です。

紀子さまの5室には、高揚した木星、定座の月、そして減衰した火星があり、かなり複雑なエネルギーが流れています。例えば、狭い4畳半の部屋に、一人でのびのびと暮らしたいところ、三人もの大人が一緒に暮らしていれば、しかも、そのうちの二人は、狭い部屋で自分らしさを存分に発揮していたとしたら、部屋の中で何かしら問題が出るのは火を見るよりも明らかです。

木星は、思いやり、平和、奉仕を、月は、愛情、心、母親を表します。紀子さまの場合、5室は蟹座になり、ナチュラル・ゾーディアックで4番目の星座ですので、5室には母親、心、身内への甘さ、子どもとの心のつながりを求める、というエネルギーが流れていることになります。ここに、行動力、攻撃力、リーダーシップ、トラブルの火星が一緒にいます。ただ、火星は減衰していますので、こうしたエネルギーに翳りが出ます。しかし、その分、攻撃性の感情をため込んでしまうので、「バ~ン!」と怒りが爆発してしまうのが、減衰した火星の特徴です。いわゆるアンガーマネジメントが下手なのです。恐らく、紀子さまにもそういった一面がおありなのでしょう。

そして、このエネルギーが5室のテーマの恋愛・異性関係で発揮されると、思いやりや優しさ、女性らしさを前面に出した恋愛・異性関係になるでしょう。お相手によっては、「お節介」「重い」と受け止める方もいらっしゃるかもしれませんね。また、5室のテーマであるお子さまに向けられると、「何でもかんでも面倒を見たい」「コントロールしたい」「支配したい」という気持ちが行動として表れるでしょう。いわゆる「過干渉」です。そして、唯一、このエネルギーが向けられても害がないのが、5室のテーマである専門知識の分野です。紀子さまは、大学時代の専攻が心理学でしたが、まさに「知識で」人を助ける学問への適性をお持ちです。手話も向いていらっしゃいますね。

三つめは、紀子さまの太陽です。彼女の太陽は獅子座にあり、定座で強いエネルギーを持っています。しかし、6室です。プライドを表す太陽が6室という、他者と競争を強いられる部屋にいるのです。すると、「なぜ私がNo.1なのに、あなたと競争しなければならないの?」「なんで私はトップなのに、こんな扱いを受けなければならないの?」という考えに陥りやすく、人間関係のトラブルを招きやすくなります。

ついでながら、金星と太陽が6室に一緒にあったり、8室にケートゥがあったりと、夫婦関係も良好ではないだろう、と読むことができます。

さて、このような惑星配置でお生まれになった紀子さまですが、来年2026年2月から10年間、月期に入ります。ざっくりですがこの時期は、母親、お子さまへの想い、愛、ケア、サポートといったことが主なテーマとなるでしょう。

お立場上、何よりも、出生図上、難しいことかもしれませんが、悠仁さまもまもなく成人されますので”ほどほどに”と思います。

もし、この月期に、紀子さまのメンタルを安定させるには、人を知識で助ける心理学や精神世界の勉強をなさったり、実際に人助けの活動のために様々なところに赴かれると、心が喜ばれるのではないかと思います。ポイントは、自分や自分のお子さまに心を向けるのではなく、「利他的なこと」に心を向けることかと思います。

紀子さまにとって、お父さま(故川嶋辰彦氏)は大きな存在であり、そしてある意味苦しみや困難を与えられた存在であったと読み取れます。既にお父さまも故人になられました。もう肉体として存在しないものに怯える必要はないのです。3人のお子さまにとって、紀子さまご自身が、自分の父親と同じような存在にならないよう「負の連鎖を断ち切る」という意識を持つように心がければ、精神的に少しは楽になられるのではないか、と紀子さまの出生図を見ながら思うのです。

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